成年後見のQ&A

自由が丘司法書士事務所では、日頃よりお電話やメール等でお客様から多くのご質問が寄せられます。成年後見制度に関する不明点やお悩み、当社のサービスに関する御質問など代表的なものを御紹介します。

当事務所のサービス

営業時間外の夜間や休日も相談できますか?
はい。お客様の疑問や不安に対してスピーディーに対応するため
自由が丘司法書士事務所では、年中無休で22:00まで電話相談を受け付けています。
ご予約いただければ休日や夜間の来所面談方式でのご相談・打ち合わせもいたしますので、ぜひご連絡ください。
裁判所への書類作成における定額サービスとは何ですか?
書類作成の報酬基準は、各事務所が事案の煩雑さによって独自に決めています。
自由が丘司法書士事務所では、ご相談から裁判所への同行、手続き完了まで一切を定額の報酬を設け、全ての作業をこの定額料金内で行います。
追加料金や日当、書類取得などの分かりづらい手数料を省き、お客様の費用に対する不安解消に努めています。
無料出張サービスについて詳しく教えてください。
自由が丘司法書士事務所では、お忙しいお客様や来所できないお客様のために出張サービスを実施しています。
各種書類の受領、打ち合わせなどのために、お客様のご自宅、職場もしくは最寄り駅まで担当スタッフが訪問いたします。
出張費用は、交通費のみ。出張費や日当等の手数料は不要ですので、ご安心ください。
後見制度を利用したいのですが、適任の後見人が周りにおらず困っています。
自由が丘司法書士事務所では,司法書士として積み重ねた知識と経験を高齢者や障害者の権利擁護活動に役立てたいとの思いから、
公益社団法人成年後見センターに所属し、高齢者・障害者等の権利を護る活動を展開しております。
また、ご家族に代わって第3者成年後見人としても就任しておりますので、お困りの際はご相談ください。
成年後見人に就任後のアフターサービスについて教えてください
自由が丘司法書士事務所では、ご依頼人の成年後見申立に関するお手伝いが終了した後も
各種サポートをしております。ご相談は無料、裁判所への報告書類の作成、金融機関への手続きなど
責任をもって各種サポートさせていただきます。(サポート内容によっては有料の場合があります)

成年後見の手続き編

成年後見制度ってなんですか?
成年後見制度は、認知症、知的障害、精神障害などで判断能力が低下している人のために援助してくれる人を家庭裁判所に選んでもらう制度です。これにより自分一人では困難な不動産や預貯金等の財産の管理や各種契約が安全に行えるようになります。
成年後見制度にはどのようなものがあるのですか?
成年後見制度の申し立ては誰でもできるわけではなく、本人・配偶者・四親等内の親族・市町村長などに限られています。
成年後見人はどのようなことをするのですか?
家庭裁判所から選ばれた成年後見人は本人の財産を管理したり、契約などの法律行為を本人に代わって行います。ただし、スーパーなどでの日用品の買い物や実際の介護は一般に成年後見人の職務ではありません。なお、成年後見人はその仕事を家庭裁判所に報告して家庭裁判所の監督を受けます。
任意後見制度ってなんですか?
任意後見制度は本人がまだ判断能力があるうちに、将来、判断能力が不十分になった時のことを考えてあらかじめ代理人(任意後見人)を選んでおいて、自分の療養看護や財産管理について代理権を与える契約を結びます(必ず公正証書を作成します)。そして、本人の判断能力が低下したら任意後見人は家庭裁判所が選んだ任意後見監督人のチェックのもと、本人に代わって財産を管理したり契約を締結したりして本人を支援します。
成年後見制度を利用すると戸籍に載ってしまいますか?
以前の禁治産制度ではその旨が戸籍に載ってしまっていましたが、成年後見制度ではその旨が戸籍に載ることはありません。その代わりに東京法務局に登記されて本人や成年後見人などから請求があれば登記事項証明書が発行されます。
期間と費用はどのくらいかかりますか?
期間と費用はケースバイケースですが一般的には期間は3か月、費用は切手、印紙代で5,000円~1万円です。ただし、鑑定を要する場合は別途、鑑定費用が3~10万円かかります。また、申立てを司法書士等の専門家に依頼すると別途、報酬がかかります。
成年後見制度のデメリットはなんですか?
成年後見制度を利用すると会社の取締役に就けなくなったり、弁護士や医者等の一定の資格に就けなくなるといった資格制限もあります。なお、成年後見制度を利用してもその旨が戸籍に記載されることはありません。